写真を学ぶビデオグラファー vol. 03【テーマ:待つ】
ビデオグラファーのエディです。動画制作が仕事で、「美しい写真を撮るように動画を撮りたい」と心掛けています。でも、肝心の写真の方はド素人。カメラを使うという点は同じでも、やっぱり動画と写真では勝手が違うわけです。きしめんとほうとうが、同じ麺でも全然違う料理であるようなものです。知らんけど。
このままではいけない、美しい写真を撮る技術をガッツリ動画に応用できるビデオグラファーになりたい!Galen Rowellみたいな写真家になりたい!目標は、フォトコンテスト入選!
ということで、毎回、撮影テーマを決めて、写真上達トレーニングと称した写真散歩をやっていくシリーズ第3回目です。今回は、「待つ」というテーマでやっていきたいと思います。良い被写体を見つけた際に、ただその被写体を撮るだけではなく、そこに何かが起こるまで待つ。前回のテーマ「関係性」から一歩進めた課題ですね。今回は、浅草にて写真散歩をしてきましたので、いつものように良かった物をピックアップして自分で自分の写真の講評をしていきたいと思います。
【今回の散歩内容】
持っていったカメラ:SONY a7C ii
持っていったレンズ:SEL50F18F
コース:浅草 雷門 → かっぱ橋道具街 → 雷門戻り
日時:2026年8月上旬、午後~夕方前
まずは1枚目: 浅草を往く(1/250 F8 ISO400)
↓地下鉄の浅草駅を出てから、駅の階段を上がったところからガラス越しに浅草の町を見れることを見つけました。奥に、お客さんを待っている人力車が見えたので、窓越しに撮ろうかと思いましたが、たまに手前にも人力車が通ることが分かりました。では、奥の人力車と手前の人力車が重なる瞬間を撮ろうと思って、しばらく待ってからパチリ。そうしたら、たまたま黄色いバイクも通りかかりました。赤、黄色、緑と原色が混ざった活気のある浅草の一場面を撮れたと思います。

2枚目:浅草の信号機 (1/250 F8 ISO100)
↓これは、信号機と浅草のシンボル的な建物達と青空が良かったので、今回のテーマ「待つ」とは合わないと分かっていながら思わずパチリ。

3枚目:帰り道 (1/125 F5.6 ISO100)
↓これは、まさにテーマ通りの一枚です。ハチの巣状の格子が珍しい、撮りたい、と思いましたが、これだけでは全く面白くない。この前でカメラを構えていると、目の前を自転車が通り過ぎたのですかさずパチリ。路地裏だったので、少し暗くてシャッタースピードを落とさざるを得ませんでしたので、自転車が多少動体ブレしています。逆にそのブレが、通り過ぎているモーションを表しているようで、それはそれで良いかな、と思いました。

4枚目:令和のマネキン (1/125 F2.8 ISO400)
↓浅草からかっぱ橋道具街の方へ歩いている時にたまたま見つけた店先に置いてあったマネキン。手の形がチェケラッチョな感じで今風だなぁと思ってパチリ。テーマの「待つ」とは一切関係なし!

5枚目:休憩 (1/250 F4 ISO400)
↓かっぱ橋道具街から浅草駅方面へ戻る途中に、人力車の拠点らしき場所を見かけました。へぇ、こんなところに人力車って戻ってくるのか、と思ってカメラを構えていたところに、お店の中から人が出てきて椅子に座って飲み物を手にしようとしたところでパチリ。中央の木が、浅草の表舞台(=人力車)と裏の舞台(=休憩する人)を分けていることを暗示しているような構図になったと思います。暑いところ、お疲れ様です!

6枚目:浅草上空 (1/500 F8 ISO200)
↓左上に、飛行機が飛んでる一枚です。ちょっと飛行機が豆粒みたいで分かりにくいですが(笑) しかし、今回のテーマには合っていて、これはFlight Radarのアプリを見ながら、飛行機がこっちの方向へ飛んでくるのを待って撮りました。とはいえ、写真の下の方が人が多くて、「写真作品」としての完成度はまだまだですね。

ということで、今回は「待つ」をテーマに浅草に写真散歩に出かけてみました。しっかり絵作りのために待った成果が出た写真と、テーマとは合ってなかった写真、テーマには合ってたけど写真作品としての質はイマイチみたいな写真が混ざっていたと思います。今回面白かったのは、動画が「時間の経過を撮っていく」というところに対して、写真は「時間を選ぶ」というのが気付きだったと思います。
次回は、「瞬間を捉える」をテーマに写真散歩に行きたいと思います!

